命。そして、日常。

  • 2014.04.25 Friday
  • 07:45


なんか、重たい感じのタイトルで済みません。

かなり前になってしまったので、もう、記事にしなくてもいいかなーと思ったのですが、やはりこの日の事は記録しておきたいと思いました。


この日、ここ数ヶ月風邪ばかりひいているベンを検査の為に病院に連れて行った帰り、ランチを食べに行く為に、学校から帰っていたトーマスを連れに一度家に戻ろうと車で我が家の前まで来たら、うちの隣りの隣りの、(ここに引っ越して来てから、10年来、仲良くさせてもらっている)お宅の前に、3、4台のパトカーが停まっていて、数人の警察官がドアの所や家の廻りにいて、なんと消防車までもが、停まっていたのです。

何事? 小火?と、この家に住む、夫婦の事を心配したのですが、こんな時に、野次馬の様に、「何?何?」と行ける雰囲気ではなかったし、心配しながらも、そのまま、レストランに行ったのでした。


で、その日の夕方、そのお宅の息子さんの奥さんが、我が家のドアをノックして、彼女の義父である、その家のご主人のピーターが亡くなった事を知らせてくれました。。。

いつも、いつも、夫婦でガーデニングや家の掃除、DIYを趣味の様にやっていたピーター。
その日も、トイレのペンキ塗りをしていたらしいのですが、二階にいた奥さんのティナが手が離せず、鳴っている電話を取ってもらおうと、彼を何度呼んでも返事がなかったので、おかしいな?とトイレに行ってドアを開けようとしても開かず、しかもピーターの返答はなし。
慌てて、外の窓側から覗いて見ると、ピーターの首は下を向いたままで、しかも、倒れたと思われる拍子に、ドアに身体がもたれかかってしまったようで、ドアが開かなかった事を知り、急いで、999。 
中に入る為には、窓を壊すしかなかったようで、その為に、消防車が来たそうです。

ティナは、二階でラジオを聞いていたせいで、彼が倒れた時に立てただろう音が聞こえなかったから対処が遅れてしまった事を、とても後悔していました。
でも、数日前に、彼が「心臓が痛い」と言っていたらしいので、多分、急な心臓発作で、どちらにしても、助かったかは疑問です。

彼は、ほぼ一年中、何かしら庭先で仕事をしていて、私達の顔を見る度に、手を振って挨拶をしてくれて、当たり前に、いつもそこにいたご近所さんだったので、私は、本当にショックでした。


私は、(ここで何度も書いている様に)日本の家族を両親と姉と3人とも亡くしていますが、それでも、私は、毎年夏休みの時期だけ実家に帰ってたので、当然そこに住んではおらず、私の日常は日本では無く、こちらにありました。
3人共病院で亡くなっているので、全くの急ではありませんでしたし、特に、父と姉は、告知されていたので、ある程度の心の準備はありました。
もちろん、家族のいなくなった淋しさと喪失感は計り知りませんが、一緒に住んでいなかったと言う事は、私の毎日の生活の廻りには彼らの生活した影や触ったものなどの思い出はない訳で、一緒に住んで毎日身近に、日常にいた家族よりかは、辛さ的にはずっと楽だったのではないかと想像がつきます。 

なので、私は、あんなにいつも仲良しだったご夫婦の、一人残された、ティナが、これからあの、子供達を育て、家庭を育んだ二人の思い出の沢山、沢山詰まった家で、一人では大き過ぎるあの家で、どうやって生きて行くのだろうかと心配で心配で仕方がないのです。
特に彼女達二人は、趣味がまるでお互いのような感じで、何をするのにも一緒で、片時も離れた事のない様な二人でしたから。。。。

今の今まで毎日毎日そこにいて、顔を合わせて、話をして、生活をしていた相手が、突然何の前触れもなく、その日常から姿を消してしまうのです。もう、二度と声を聞く事も出来ないし、悲しくて、辛くて泣いていても、昨日まで慰めてくれた相手はもう抱きしめてはくれないのです。
自分がその立場だったら、きっと辛過ぎて、生きて行けないかも。。。。とも思ってしまいます。


どんな人にとっても最愛の人との別れは身を引き裂かれる程辛い事だと思います。
そして、いつかは必ず誰にでもその日は来るわけで、そして必ず残される者はいるのです。
私は常々、出来れば、私の家族4人の中で、一番始めに旅立つ身でありたいと思っています。(あーでも、エイドリアンよりはほんのちょっとだけ早くね。笑)
私の母は、生前、父はきっと一人では何も出来ないので、父を看取ってから、逝きたいと言っていましたが、事実その母の希望通りになりました。 
我がままなようですが、私は、母の様には全然強くないし、父と同じで、一人では生きて行けないと思うので、残されるほうだけにはなりたくないです。 ちなみに、エイドリアンは1人でも、全然平気で生きて行けるタイプですし、長生き家系なので、きっと100歳近くまでは元気で生きれると思います(^^)  


当たり前の事ですが、生死は誰にも選べませんし、最後がどうなるかも誰にも選べません。

今年の始めに、私の大好きだった従兄弟が急死してしまい、まだ悲しみが癒えていないうちに、こうしてまた一人、好きな人がいなくなってしまいました。
歳を重ねると言う事は、悲しいかな、失う人達も多くなるのですね。。。。。淋しい限りです。


ただ、私は、亡くなってしまった人達は、自分達の命をもって、自分の愛する残される側の人達に、本当の意味での「生」を教えてくれているのではないかと思うのです。
私達は、生きている者の義務として、先に逝ってしまった大事な人の分まで、今日、そして今、一分一秒を大切にして、自分の持てる限りの真剣さで、「生」を全うして行かなければならないのだと、また深く思うのでした。



(彼のお葬式のあった墓地です。優しい彼を見送る様に桜が綺麗でした)
IMG_0001.JPG


今でも、一歩家を出ると、ピーターが、ニコニコして、手を振ってくれているようで、涙が出そうになります。
この時期、お花で溢れた良く手入れされた彼の自慢の前庭が、余計に主である彼のいない淋しさを誘います。


ピーターのご冥福をお祈りすると同時に、ティナが、この先、一日も早く立ち直り元気で過ごしてくれる日が来る事を祈って止みません。




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コメント
ウメももです。

やっぱり、ピーターだったんだね〜〜。
ご冥福をお祈りします。
私もいつも「日常」を考えます。
そして、優ちゃんがここに書いてくれていること、
本当に同じように思います。
ポチは私がエサを与えないと生きていけないらしいけど、
私もやっぱり犬がいないとね・・・・(爆)。

優美ちゃんにいろいろ教えてもらったけど、
私は親にまだ孝行出来ます。
いろいろな、それぞれのやり方でいいと思いますが、
頑張るね〜。そして、私達は楽しくバカ笑いして生きてこーね〜。許された時間の限り。
ウメももちゃん、貴方も、いつもえばってるけど(爆)ポチがいないと、生きていけなでしょう? 美味しいもの買えなくなっちゃうよねー(笑)。
なーんて、こうして、言い合えるのも、生きていればこそ。

貴方が、ものすごーく親孝行な長女なのはよーく知ってるけど、出来る時は、沢山沢山親孝行してあげてね。(って、最後まで親に甘えてた私に言われたくないよねー。笑)

で、本当に、これからも、許される限り、頑張って本気で遊ぼうねー!
  • 優美
  • 2014/04/26 5:09 AM
お久しぶりです。

優美さんのお話、とても心に響きました。
最愛の方との突然の別れ、想像を超える悲しみだと思います。

実は昨年の四月、義父が亡くなりました。
何をするのも二人いっしょでしたので、
義母は見ていられないほどの落ち込みで、主人もそんな母をみて心を痛めていました。

先日一周忌を終えて、義母も少しずつ元気になり、来月は同窓会に出ようかしらと言うほどまでになりました。

大切な方との思いでは、きっと辛さを乗り越えさせてくれることと思います。

ピーターさんのご冥福をお祈りします。
奥様が少しずつお元気になりますように・・・

私も長生きはしたいのですが、息子や主人よりは早く天国に行きたいです。あっ優美さんと一緒で、主人よりはすこーしだけ早くね。
  • さき
  • 2014/04/26 9:42 AM
さきさん、お久しぶりです♪ お元気でしたか?
お義父さまお亡くなりになられたのですね。 お義母さまはさぞかし、悲しまれた事でしょう。ご愁傷様でした。 私が、ティナの事がとても心配なのと同じで、悲しまれるお議母さまを見ているご主人とさきさんも、さぞかしお辛かったでしょうね。 
今は、少しづつお元気になられた様で良かったですね。 悲しみは、やはり、徐々に時間が解決してくれますよね。

私達も、生きている限り、毎日を精一杯生きていきましょうね。

  • 優美
  • 2014/04/28 7:05 AM
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